dimanche 14 février 2010

Livre A 第3章について


次第に内容を掴むのが難しくなり、日本語訳もぎこちなくなってきたが続けてみたい。

この章で今日、四原因説Quatre causes)として知られる根本原因の探求について論じられている。具体的には、形相因(La cause formelle)、質料因(La cause matérielle)、動力(作用)因(La cause motrice ou efficiente)、目的因(La cause finale)と呼ばれるものだが、そこに行く前に彼の先達の歩みを検討している。彼らは存在の源に絶えずあり続ける構成要素を探索するが、すでに知識としては知っている世界を構成する四大元素(水、空気、火、土)について彼の口から語られる様を見るのは、非常に興味深いものがある。その上で、これらはいずれも物質の次元に関するお話であり、ある存在がそのように在ることの説明には至っていない、すなわち真の原理の解明には至っていないと結論する。その原理とは、存在が善きものとして在る偶然には因らない原因を説明するものでなければならないと彼は考える。それは物質を超えたものなのであろう。

これからどのように展開していくのか、興味が湧いてくる。


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